友禅は17世紀中ごろ(元禄時代) 京都の宮崎友禅斎によって創始された日本独自の染織技法です。
女性の衣装として広く普及、京友禅、加賀友禅また東京友禅と地場産業として今日まで発展してきました。
1950年(昭和25年) 法隆寺の火災を契機に文化財の保護育成の機運が起こり、質の良い工芸品作りを目指し日本工芸会が設立されました。その設立に関わったのが東京の友禅作家中村勝馬(明治27年生まれ)でした。中村勝馬を中心として日本工芸会などにて活動した伝統工芸作家
また中村勝馬の御子息、中村光哉を中心として日展など活動した現代工芸作家へと広がりました。
中村勝馬(人間国宝)に師事した塩澤照彦は10年の内弟子修行後、日本工芸会の主催する公募展を舞台に出品、活動しています。1980年に東京の染織作家の勉強会「日泉会」を作り、会員の作品展示発表会を国内広く催し、その折各地の皆さんの要望に応え、友禅教室を開きました。その後、「日泉会」から「シオザワ友禅」へと移行し今日に至ります。
開講に当たっては生徒一人一人の感性を生かし、個性的かつ創造性豊かな図案作りを目指し、指導することを基本理念としています。
■主催 東京/シオザワ友禅
札幌教室・仙台教室・多摩クラブ・福岡教室・熊本教室
■東京・シオザワ友禅展
東京・熊本・仙台・他
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